今日は、代表の私、笹瀬正樹が個人で取り組んでいる、
パプアニューギニア KAMISHIBAI プロジェクト
※略して「PNG KAMISIBAI PJ」
についてご紹介します。
この記事では、この2023年6月〜7月に、4年半ぶりに渡航するパプアニューギニアでのプロジェクト実施の活動内容についてをお話しします。
※プロジェクト実施の経緯や内容はこちらの記事をご参照ください。


ビザ取得

東京の在日本パプアニューギニア大使館で観光ビザを申請します。

決められた曜日の決められた時間に、申請用紙と申請費用を持って大使館に行きます。
一週間後の、決められた曜日の決められた時間に、また大使館へビザを受け取りに行きます。
ビザについて詳しくはこちらの記事で説明してあります。

以前は、パプアニューギニアの首都の空港でアライバルビザが取得できたのですが、今はちょっと大変です。
フィリピン経由でパプアニューギニアへ
2023年6月7日の朝、エアアジアで成田空港を出発します。
パプアニューギニアへ行くには、マニラ空港(フィリピン)経由が一番安くて早くてお得です!
マニラ空港から、ニューギニア航空でパプアニューギニアの首都「ポートモレスビー」へ向かいます。
※LCCを挟み、費用削減の上級テクニックを使いました。

実は、フィリピン在住のパプアニューギニア人の知人がいて、都合が合えば空港まで会いにきてくれるとのこと!
なんと彼女は今回の活動地である東ニューブリデン州出身で、
「ぜひ教育プロジェクトの話を聞かせて!」
と言ってくれました。
うまくいけば、教育関係者のワントクを紹介してもらえるかも…
ワントクって?
「ワントク」とは、英語のOne(ワン)Talk(トーク)に由来するピジン語で、同じ言葉を話す部族のことです。800以上の言語があるパプアニューギニアでは、同じ言葉を話すワントクの仲間同士は、まるで家族のように助け合う文化があります。
拠点の学校へご挨拶
首都ポートモレスビーから、飛行機を乗り換えて今回の活動地「ココポ」へ!
到着した日は、さっそく青年海外協力隊の時に活動していた小学校にご挨拶に行きます。
★協力隊の時のお話はこちら

この学校が、拠点となる学校「カラマナグナン小学校」です。
今回のカウンターパートのトーピン先生にご挨拶に行きます。
※カウンターパート=プロジェクトの現地パートナー
翌日から調査です。
- 図書室の利用や本に関する確認
- 低学年の児童に事前アンケート
- 低学年担当の先生への聞き取り
を実施します。
近隣の集落で読み聞かせを実施
以下の場所でも読み聞かせをやります。
- 近隣の幼稚園や集落
- 離島の学校や集落
- 街の中心部にある学校
- 生鮮品市場(マーケット)

子どもや先生、学校以外の場所では子どもと一緒に聞いてくれた保護者からもコメントをもらいます。
首都での団体や機関の訪問
7月1日の昼の飛行機で、ココポから首都ポートモレスビーに戻ります。
首都にある日本の機関や、パプアニューギニアの団体などを訪問し、本プロジェクトの活動を紹介させてもらう予定です。
まだアポイントメントが取れていない機関や団体もありますが、以下を訪問したいと思っています。
- 在パプアニューギニア日本大使館
- JICAパプアニューギニア事務所
- 国立教育メディアセンター
- 教育省勤務の友人(パプアニューギニア人)
- Buk bilong Pikinini(図書館や児童書の普及活動を行うNPO)
2016年にBuk bilong Pikinini事務所を訪問し、制作した絵本を寄贈させていただきました。
その時のスタッフさんを頼って、アポイントメントを取らせてもらってます。

日本に帰国
2023年7月9日に、いよいよポートモレスビーを出発します。
フィリピン航空の飛行機でマニラに行き、
そしてエアアジアで成田空港に戻ります。
帰宅後はアフリカの仕事に戻る準備をしながら、レポート&ビデオの作成です!

こちらは、助成金でサポートしてくださった協力隊を育てる会に報告するためのレポートとビデオです。
さいごに
今回の紙芝居プロジェクトを通して、ボクにはこんな夢があります。
- 紙芝居を通して、子どもが楽しく学びながら現地の問題解決に繋がる機会をつくりたい
- 先生には、子どもに伝えたいことを伝える教育の手段としてこの紙芝居を使ってほしい
- 以前作った紙芝居を改善したり、質をアップさせたい。
- 先生や保護者らと連携をした次回作を作りたい!(資金次第だが現地アーティストさんの絵を使えたら最高!)
- 理数科教育への興味に繋がる「科学絵本の読み聞かせ」など、絵本を通じた教育支援活動を推進したい
- 本プロジェクトで成果が得られれば、「JICA 基金」などの補助金にも応募したい
たった1ヶ月の渡航でちょっと欲張りすぎかもしれませんが、これが本気でボクが成し遂げたい目標です!
そのために6月〜7月にパプアニューギニアプロジェクトの第一歩目を踏み出すため、絶賛準備を進めているところです。
続きの記事もお楽しみに!
※続きの記事を5/19にアップしました。

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