富士市の中学校で男女共同参画の視点からのキャリア教育授業を担当させていただきました

2024年12月12日(木)に、富士市(@静岡県)の取り組む「男女共同参画の視点からのキャリア教育授業」の講師として、代表の笹瀬が富士市立岩松中学校でお話をしてきました。

男女共同参画の視点からのキャリア教育授業とは?
富士市では、次世代を担う子どもたちが、学校生活や将来の進路・職業選択において、性別にとらわれることなく、個性と能力を発揮できるよう、平成23年度から、市内小中学校において「男女共同参画の視点からのキャリア教育授業」を実施しています。
※引用:富士市HP(https://www.city.fuji.shizuoka.jp/machi/c1002/fmervo000001cbsi.html

100名以上の生徒に講演

100名以上の中学2年生の生徒の皆さんに対して、「静岡から海外へ飛び出したキャリア」や、「タンザニアの文化や課題」についてお話ししました。(※二部制のうちの第二部を代表の笹瀬が担当)

このプログラムは、子どもたちが自分らしく学校生活や将来の進路や職業の選択ができるように、視野や可能性を広げることを目的に、富士市が小中学校で実施しているものなのだそう。

特に「ジェンダー」という視点を大事にされているとのことで、海外のジェンダー問題について代表のタンザニアでの経験もお伝えしてきました。

クイズやデータを通してタンザニアの課題を知る

生徒からの感想を

お話を聞いてくれた生徒さんから感想が届きましたので、一部後紹介したいと思います!

タンザニアについての話がとても興味深かったです。海外というのは大変なことが多いけど、それ以上に楽しいということが学べました。また、自分の視野だけではなく、別の視野で考えてみたり、自分が何になりたいか、じゃなくて、自分が何をしたいかで考えるべきだということがわかりました。とても貴重な時間になったと思います。

俺は将来海外に住みたいなって思ってて、その中で職業とかで海外に行けるのを知ってとても興味がわきました。全然将来の夢はないけど、何がやりたいかじゃなくて、何をしたいかをこれからじっくりと考えていきたいです。

仕事内容について自分の中で知らなかったことがたくさんあったことに気がづきました。外国の教育の仕事をしている方の、「何になりたいか」より「何がしたいか」という言葉を聞いて、もっと将来のことを考えてみようと思いました。

個人的に他国の話が一番印象的で、今過ごしてるふつうがふつうじゃない国もあるんだなーと改めて知った。とはいえ、やっぱりごみが積み重なって山みたいになってたり、進学しない人が大量にいるって聞いたら、寄付とかを通して何かできることはないかなーとも思った。

将来のことについてあまり考えてなかったので、将来のことについて考えるいい機会だなと思いました。男女共同参画のことについても詳しく知ることができてよかったです。第二部の笹瀬さんの話では、日本のことだけではなくて、世界という広い視点でも考えることができるし、それを求めている人がいるという事を知ることだできました。今日の話を忘れず、自分の将来を考えていきたいなと思いました。

第二部では海外の私と同じくらいの子たちについてたくさん知れました。私たちは学校に行くというのが当たり前になっていて行きたくないとか学校嫌いとかほぼ毎日思ってるけどそれが当り前じゃない子がいるんだなと思いました。なので毎日学校に行けてることに対して感謝の気持ちを持っていきたいです。今の私には夢と言っていいのかわからないけど将来やりたいことがあります。それもこれからの生活によって全く違うことが思いつくかもしれないけど自分の気持ちを一番に考えていきたいです。

「この時間を通して、海外の魅力や課題に興味を持ってくださる生徒が一人でもいたらいいな…」という思いでお話をしたので、一安心!

進路を決める大事な時期、私の経験が少しでも皆さんの参考になったら嬉しいです。

岩松中学校の皆さん、そして富士市役所の皆さん、貴重な機会をありがとうございました〜!!!!!

一般社団法人 Wakwak for Everyone
いっぱんしゃだんほうじん わくわくフォーエブリワン
知らない世界に出会うこと、興味や関心があることを学ぶことはとても刺激的で、わくわくします。私たちは、タンザニア等への現地訪問スタディツアーや海外と繋がるオンラインイベントなど、学びの機会を提供する団体です。日本の子どもはもちろん、開発途上国の貧困地域の子どもにも「わくわく」を感じてもらうことを目指します。
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