助けは必要。でも、「貧しさ=不幸」では決してない!
とあるNGOを訪問するため、12月に代表がインドへ行ってきました。
そのインド滞在の三週間の中で学んだことをまとめてみました。
【写真①】インドで見た光景
インドのとある街でこんな光景を見ました。
さて、この写真の子どもが何をしているかわかりますか?
ボクがこの写真をパッと見たら、
「この子はサーカスの一家なのかな?」
なんて思ってしまうと思います。
答えは②枚目の写真を見てもらえると分かります。
【写真②】親が子どもでお金を稼ぐ現実
この写真の子どもが何をしているかという問題の答えは、
親が路上で子どもに芸をさせてお金を稼いでいる
が正解です。
この街では、こんな光景を何度も見ました。
聞けばここはインドの中で一番貧しいと言われる地域だそう。
児童労働がどうとか言ってられないくらい、その日食べるものに困っている様子。
【写真③】街を歩けば物乞いだらけ
街を歩けば物乞いだらけ。
観光地には群がるように手を出して待っています。
インドには、路上で物乞いをすることで生計を立てている方々が本当にたくさんいました。
40カ国以上足を踏み入れましたが、今まで見てきたどんな国よりも貧しさを感じるのは、カーストの影響なのでしょうか?
【写真④】物乞いの方々の印象
印象ですが、物乞いの方々はこの人生を受け入れていそうな雰囲気を感じました。
決して変えることのできないカーストがあるので、受け入れるとか入れないとかの次元の問題ではないかもしれませんが
もちろん多くの問題を抱えているはずですが、決して不幸そうではない…伝わるでしょうか?
【写真⑤】笑顔の素敵なおばあちゃん
「お金ちょうだい」
と声をかけてきたおばあちゃん。
優しい雰囲気だったのでお願いして一枚
こんな素敵な笑顔ができる人、豊かな国でもなかなか見たことないですよね?
食べるものもあるかどうかも分からない、おそらく病院にも行けない…きっと毎日がその日暮らしの方達には、助けは必要だと思います。
でも、
貧しさ=不幸
ではないんだろうな…と感じさせられました。
自分の与えられたものを受け入れる。
その上で、
「自分の人生を精一杯幸せに生きよう」
これがインドでの一番の学びです。
自分の人生に、より一層わくわくしてしまうキッカケとなる出来事でした。
貴重な学びをありがとう!
※この5枚目のおばあちゃんの写真が本当にお気に入り♪
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