副代表:笹瀬瑞穂の自己紹介

こんにちは!Wakwak for Everyone理事の笹瀬瑞穂(旧姓:白井)と申します。

こちらの自己紹介では、「こんな人がやってるんだ~」と親しみをもっていただけたら嬉しいです^^

目次

東日本大震災で人生観が変わる

私は徳島県出身で田舎が大好きです。

中学3年生のときに、雪国への憧れと、まだ行ったことがない・知り合いもいない東北地方に魅力を感じ、「東北に永住したい」と高校卒業後は福島大学に進学しました。

授業に部活にバイト、ごくごく普通の大学生活を過ごしていましたが、2011年3月、東日本大震災を経験。

一人暮らしをしていたアパートで大きな揺れを感じながら、「私ここで死ぬんかな」と本気で思いました。

震災後は、被災地や仮設住宅の支援、子ども向けのボランティアなどの活動を通じ、多くの人々と出会ったことで大きな刺激を受けます。

「色んな世代・背景・地域(海外含む)の人々が、自分とは直接関わりのない人々ために、こんなにも一生懸命動いてくれるのか」と驚き、嬉しさだったり、尊敬だったり、今までの自分にはない感情や発見が本当にたくさんありました。

そして、色んなことを考えました。

「人生はいつどうなるか分からない」

天災や事故、病気、怪我…自分じゃなく家族の誰かが大変な状況になっても同じ。

それなら、本当にやりたいこと・好きなことを一番に考えて生きていこう。

気になったらとりあえずやってみる、分からなかったら経験してみる、それから考えたらいい。

そう思うようになってから、フットワークが軽くなり、人に会うために遠出をしたり、色んな世界を見たいと思い海外にも行くように。

自分の時間(人生)の使い方が変わったのです。

日本語教師への第一歩

大学では日本語学をメインに学んでいましたが、そこで初めて「日本語教育」という分野に出会います。

それが面白いことなんのこと!

海外に対しても、「旅行者」ではなく「生活者」として関わりたいと感じていた頃だったので、「海外で日本語教師として働こう」と決めました。

ただ、留学経験もない、英語も自信がない私が本当に楽しくやっていけるのか…?という不安も。

分からなければ、経験してみればいい!

よし、実際に海外に行って日本語を教えてみよう!それから考えよう!

そうして、大学4年生になる前の春休みに、カンボジアの田舎で2週間ホームステイをしながら日本語ボランティアに参加。

やってみた結果、、、

「あ、私これ好きだ~!」と、日本語教師への思いがさらに強くなりました。

帰国後、大学の先生からの勧めで「青年海外協力隊」について知りました。

  • アジアだけでなく、世界中の国が対象となる
  • より日本語教育人材を求めている地域で活動できる
  • 初めての海外長期滞在も日本の制度で安心感がある

色んな魅力があったことと、ちょうどタイミング良く春募集の最中だったので、即決で願書を提出!

がしかし、一次試験(書類+Web試験)は通過したものの、二次の技術面接でダメ出しをくらい不合格。

半年後の秋募集で再挑戦をして、なんとか合格、中米コスタリカへの派遣が決まりました。

青年海外協力隊として

コスタリカでは、現地の国立大学で日本語授業を担当しながら、日本文化紹介、弁論大会や国際セミナーの開催、日本語能力検定試験の実施など、色んな内容が要請に入っていました。

それとは別に、「私だからできることをやってみたい!」と思い、学生たちと阿波踊りの連をつくることに挑戦!

日本語学習者同士がつながる場所・日本文化を体感できる機会としてメンバーを募り、

弁論大会や、大学の文化祭、大使館主催日本祭りなど、色んな場所で踊りを披露する機会をいただき、

学生たちの楽しそうな笑顔や「日本をもっと好きになった」という気持ちが、とても嬉しかったです。

学生やホームステイ家族、周りの環境に恵まれ、2年7カ月の活動を無事に終えました。

日本とコスタリカをつなげたい

協力隊後は、長野県松川町で地域おこし協力隊として、東京オリンピック・パラリンピックに向けたコスタリカとのホストタウン交流事業を担当する仕事を始めました。

「あれ?日本語教師はもういいの?」と思われた方もいるかもしれません。

日本語教師の仕事は本当に楽しく、これからも続けたいと思っていましたが、

  • 日本での社会経験を積んで、学習者に実体験をもとに日本の話ができるようになりたい
  • 教師以外の仕事に携わり、人としても、教師としても知識や経験の幅を広げたい
  • コスタリカとのご縁やスペイン語を活かして働きたい

と考え、帰国後は、一度日本語教師とは別の仕事を日本でしようと考えていました。

ホストタウンでは、コスタリカ人を招いた交流会やイベントを開催したり、出前講座や講演会をやったり、高校生を現地に派遣するスタディツアーをやったり、コロナ禍でオンラインツアーをやったり、オリピック・パラリンピック選手団を招致したり、、、本当に色んなことをやらせていただきました!

(詳しくはぜひ松川町HPをご覧ください↓)

中でも、子どもや若者と関わるプロジェクトでは、子どもたちの成長や変化が間近で感じられ、国際交流の可能性をひしひしと感じました。

コロナ禍で東京2020大会が延長になるなど、思いがけないことも多々ありましたが、松川町でも大勢の方との素敵な出会い、色んな人々の助けのおかげで、2021年11月、4年間の任期を満了しました。

さいごに

2022年6月、夫(代表)の仕事に合わせ、私もタンザニアに渡り、ありがたいことに現地の中学校で日本語教師をしています。

人生は有限で、いつ何が起こるか分かりません。

自分が素直に「楽しい」と思えること、心から「やりたい」と思えることを大切にしていきたいです。

そして、そう思っている人、また、「楽しい・やりたい」を探している人を、応援したいと思っています。

  • 人と人がつながることで、新たな可能性が生まれる
  • 新しい知識や経験を得ることで、自分の中の選択肢が増える
  • 色んな世界を知り、自分の中のわくわく(楽しいという気持ち・やりたいこと)に自信を持つ

そんな機会や場をつくりたい、それがWakwak for Everyoneを始めた理由でもあります。

Wakwak for Everyoneは、まだ生まれたばかりで、それこそ「わくわく」を成長させているところです。

たくさんの方と出会い、さまざまな経験をして、より良い「わくわく」を提供できるよう成長していきます。

長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

どうか、これからもよろしくお願いいたします。

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いっぱんしゃだんほうじん わくわくフォーエブリワン
知らない世界に出会うこと、興味や関心があることを学ぶことはとても刺激的で、わくわくします。私たちは、タンザニア等への現地訪問スタディツアーや海外と繋がるオンラインイベントなど、学びの機会を提供する団体です。日本の子どもはもちろん、開発途上国の貧困地域の子どもにも「わくわく」を感じてもらうことを目指します。
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